こんにちは。日本のNFT、Web3をみんなで盛り上げて応援したい!AIにも興味深々のWeb3じいじのko_sanです。
ビットコインが上昇していて投資してみようか気になっているけど、価格変動も大きいし、今からでは遅いかしら?
そんな方には定期積立(ドルコスト平均法)で投資する方法もあります。
この記事では、日本の仮想通貨取引所で積立投資ができるコインチェックとGMOコイン、それと海外取引所で積立投資ができるBybitについて、その方法と手数料について比較しまとめました。
■定期積立(ドルコスト平均法)とは?メリットデメリットについて
1)定期積立投資(ドルコスト平均法)とは
定期積立投資(別名ドルコスト平均法)とは、毎月一定金額の暗号資産を定期購入することです。2024年から新型NISAがスタートしましたが、投資信託を積立NISAで購入するのと同じイメージです。
つまり、価格が変動する商品を一定額、定期的に積み立てて購入することで、毎月購入する金額は同じで、購入する仮想通貨の価格に応じて購入量を変化させることができます。
価格が下がったら多目に購入でき、逆に上がったら少な目に購入することで、時間分散で価格変動のリスクを下げることができるわけです。
毎月一定額でビットコインを積み立てることができる便利な投資方法ですが、そのメリット・デメリットを見て見ましょう。
2)ビットコインを定期積立投資(ドルコスト平均法)するメリット
以下のメリットがあります。
① 暗号資産が変動して下がった時のリスク分散になる
ある時期に資産を集中させるよりも、時間分散して投資をすることで安定した成果を望むことができます。
積立投資は長期間にわたって少しずつ積み立てていくドルコスト平均法の投資スタイルのため、価格の上昇・下落のリスクを減らすことができます。
②初心者でも始めやすい
積立投資は、タイミングや投資金額を一度設定すれば、後は自動的に定期的に積立投資してくれます。
なので、日々の価格変動を気にすることなく、ほったらかしで手間をかけずに投資を続けることが出来るわけで初心者にも始めやすいです。
③少額から始めることができる
暗号資産での投資で、利益を上げるにはある程度の資金が必要なのでは?と思われている人も多いかと思います。
まとまった資金を準備するのは大変ですね。
積立投資なら、取引所によって違ってきますが、数百円程度から購入できる取引所もあるので少額から始めることができます。
3)定期積立投資のデメリット
積立投資では時間分散が出来ますが、その分リターンが低くなる可能性があります。また、仮想通貨の値動きが激しいため、元本割れするリスクもあります。
株式や投資信託といった他の金融商品と比較すると、仮想通貨は値動きが激しい傾向にあります。定期積立投資は短期的な利益は狙うのではなく、長期的な投資手法であり、十分な利益を得られるまでに時間がかかります。
短期的に稼げる運用方法を探している方には、仮想通貨の積立投資はあまりおすすめできません。
一つの参考例として、コインチェックで2023年の1月から12月まで、毎月3万円をドルコスト平均法の定期積立投資で実施した場合の試算のグラフがこちらです。2023年は上昇傾向にあったこともありますが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)より好成績だったとは驚きです。
■スプレッドとは何か
実際に、定期積立投資のやり方の説明に移る前に、知っておきたい「スプレッド」という言葉について説明しておきます。
仮想通貨取引所で取引をする場合、販売所での取引と取引所での取引の2つのやり方があります。その際の売値と買値の価格差のことをスプレッドと言います。特に販売所で取引するときにより顕著になります。
その理由は販売所での取引には業者が入るからです。その分取引がすぐに成立します。スプレッドは一定ではなく、市況や銘柄などにより変化するようです。
一方取引所では、業者が入らずに直接Aさん、Bさんの間で取引されるため手数料が桁違いに安くなります。
定期積立投資を取り扱っている日本の取引所、コインチェックとGMOコインについてスプレッドの例を見てみます。
こちらがコインチェック:
こちらがGMOコインの例です:
コインチェック:80965-76187=4778円
GMOコイン :80482-76556=3926円
のスプレッド分の差額がかかってしまいます。取引所で取引する値段を中心値とすると、実質約5%~6%の手数料を負担していることと同じと考えられます。
販売所ではなく、取引所で株式のように売買する場合は、手数料は数十円程度なので無視できるような値です。
■日本の取引所GMOコインとコインチェック、海外取引所Bybitで定期積立投資をする方法を比較
日本の取引所で定期積立投資ができるところは、現状GMOコイン、コインチェック、BitFlyerなどがあります。海外取引所ではBybitでも定期積立が可能です。
ここでは、GMOコイン、コインチェック、Bybitについて、その方法と特徴を比較します。
1)GMOコインで定期積立を始める方法
以下のステップで始められます。
①GMOコインの口座を開設する
口座開設がまだの方はこちらから開設してみてください。
②日本円を入金
口座開設が済んだら日本円を入金します。やり方は簡単で、「日本円入金」を選んで画面に従って進めるだけです。
③定期積立と通貨とを、金額と積立プランを選択
GMOコインにログインしたら、「つみたて暗号資産」メニューを選んで、通貨を(今回の例ではビットコイン(BTC))を選択したら、日本円の積み立て金額とプランを選択するだけです。
ここではビットコインを毎月プランで2万円分定期積み立てする場合の例です。以下の様に選択して、確認画面を押して画面の指示に従って進むことで開始できます。
2)コインチェックで定期積立を始める方法
以下のステップで始められます。こちらもGMOコインと同様です。
①コインチェックの口座開設
口座開設方法はこちらの記事を参照して下さい。
②日本円を入金
コインチェックへの日本円入金方法についてはこちらの記事を参照して下さい。
③定期積立と通貨とを選び、金額と積立プランを選択
コインチェックにログインしたら、「コインチェックつみたて」メニューを選んで、通貨を(今回の例ではビットコイン(BTC))を選択したら、日本円の積み立て金額とプランを選択するだけです。
ここではビットコインを毎月プランで2万円分定期積み立てする場合の例です。以下の様に選択して、「保存して次へ」を押して画面の指示に従って進むことで開始できます。
3)Bybitで定期積立を始める方法
以下の手順となります。日本円を扱ってないので、国内取引所よりも少し面倒かもしれません。
①Bybitの口座開設
Bybitの口座開設がまだの方はこちらから開設できます。
②日本円を国内取引所に入金から④Bybitで入金された仮想通貨でUSDTかUSDCを購入
②から④についてのやり方はこちらの記事を参照して下さい。
⑤通貨と定期積立を選び、金額と積立プランを選択
通貨と定期積立のメニューに入る前に、Bybitで購入したUSDTかUSDCは「現物」のところに入っているので、これを最初に「資金調達」のところに振替しておく必要があります。
ここではUSDTの632USDTのうち、202USDTを「資金調達」に移動した例の画面を示します。
全部を振替た方が、自動引き落とし的には便利なのですが、残りはBybitのレンディングに預けていた方が利息がつくのでそちらを選びました。
次に定期積立のメニュを選ぶには、上にあるプルダウンメニューから「ツール」>「取引ボット」を選びます。
次の画面で、「積立ボット」を選びます。
次の画面で、
通貨を選択(USDT)>暗号資産と1回のUSDT投資金額を選択(BTCを200USDT分)>投資頻度選択(4週間)>積立ボットの最大投資額を入力(任意、今回は200USDT)で「ボットを作成」ボタンを押し、次の画面で「確認」ボタンを押すと完了です。
直ぐにBTCを200USDT分購入することができました。
注意点としては、USDTかUSDCを最初に一定額多めに入金しておくか、積立引き落とし前に足りなくならない程度に入金しておく必要があることです。
Bybitの口座開設がまだの方はこちらから開設できます。
4)GMOコイン、コインチェック、Bybitで定期積立する場合の比較
日本の取引所での定期積立は設定するのはBybitで設定するよりも比較的簡単にできますが、販売所扱いなので、先ほど説明したスプレッドを考慮する必要があります。3つ取引所の違いをまとめてみました。
上記表からわかるように、日本の取引所での定期積立は設定するのは簡単にできますが、販売所扱いなので、先ほど説明したスプレッドを考慮する必要があります。
頻繁に売買するわけではないので、ほぼ購入時だけと考えると、上記の半分つまり2.5~3%の実質手数料が毎回かかると考えられます。それでもBTCが順調に上昇していけば、気にならないと考える方もいるようです。
スプレッドが気になる方にとっては、Bybitでの定期積立は、最初にUSDTかUSDCを準備する必要がある手間はかかりますが、一度設定してしまえばあとは自動で普通の安い手数料で買い付けしてくれるので便利です。
リスクとしては、日本の取引所は金融庁の許可を得ていますが、Bybitのような海外取引所は許可がおりていないので、万が一倒産するケースがあるとしたら、投資額が戻ってこない可能性があることを注意しておく必要があります。
■まとめ
日本の取引所GMOコインとコインチェック、海外取引所Bybitで定期積立投資をする方法とメリットデメリットにいついて解説しました。
参考になれば嬉しいです。
なお投資はあくまで自己責任でお願いします。
Bybitの口座開設がまだの方はこちらから開設できます。