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Bybit Ben CEO×Joe氏の対談から見るハッキング事件とその教訓

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こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。

Bybitのハッキング事件について、仮想通貨系インフルエンサーのJoe氏とCEOのBen氏の対談もあるようだけど、その内容について教えて!

そんな疑問にお答えします。この記事では前の記事インフルエンサーヒカル氏との対談に続いて、BybitのCEO Ben氏とJoe氏との対談の内容のポイントについて詳しく解説します。

Bybitのハッキング事件についてはこちらの記事でも解説しています。

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インフルエンサーヒカル氏との対談内容を紹介したこちらの記事ではBen氏の「人間力」と「対応力」に注目しました。

この記事では、元JPモルガン出身であり、現在は仮想通貨系YouTuberとして活躍するJoe氏との対談から、危機対応の裏にある戦略、仮想通貨業界全体に与える影響、そしてユーザーにとっての今後の安心材料について読み解いていきます。

ここから見えるのは、「ユーザーに寄り添う経営とは何か?」という本質です。

目次

◾️Joe氏の視点で読み解く──“責任を取るCEO”という異例の存在

この記事は、こちらのYouTube動画の内容(英語の対談)を元にしています。日本語字幕も付いています。

◾️Ben氏が語る、危機からの回復と再出発

事件後、社内で何が行われていたのか?

Ben氏は、ハッキング被害後にBybit内部でどのような緊急対応を行ったかを詳細に語りました。特に印象的だったのは「最初にやるべきは“ユーザーへの信頼回復”」という姿勢。その言葉には経営者としての深い覚悟がにじみ出ていました。

透明性とスピード感を両立させる意思決定

通常であれば、情報開示には慎重になる場面。しかしBybitは、透明性を最重視し、リアルタイムで情報を発信し続けました。

その背景には、「情報を握りしめるより、共有することで信頼が生まれる」というJoe氏の哲学があったのです。

Web3時代の「信頼」とは?中央集権からの脱却

Ben氏は、「今後のWeb3においては、“信頼”が最大の価値になる」と語ります。トラストレスな技術の上で、企業はどう信頼を築くべきか──その問いに対して、「人との関係性を捨ててはいけない」と強く語った姿が印象的でした。

日本市場への想いと、Bybitの未来戦略

Ben氏は「日本は規制の厳しさゆえに、逆に成長可能性がある」と分析。ユーザーとの信頼関係をどう築き、どう守っていくのか。今後のBybitが「信頼と革新のバランス」をどう取りながら成長するのかが注目されます。

◾️Joe氏の視点で読み解く──“責任を取るCEO”という異例の存在

金融のプロとして見たBen氏の対応の異例さ

Joe氏は、伝統的金融機関であるJPモルガンでのキャリアを持つ人物であり、その経験から「責任の所在」という概念には人一倍敏感です。
そんなJoe氏がBen氏の行動に驚いたのは、「トップ自らが前面に出て、ユーザーに説明責任を果たした」という点でした。

JPモルガンのような大手金融機関では、トラブルがあっても表に出てくるのは広報担当や法務部門であり、CEOが率先して説明を行うことは稀です。

それに対してBen氏は、自らYouTuberたちと対談の場を設け、情報の透明性を保ちながら、ユーザーへの誠意ある対応を貫きました。

「彼(Ben)は、ただCEOとしてではなく、人として“信頼”を守ろうとしていた。それが伝わってきた」

 とJoe氏は語ります。

信頼を“数字”以上の価値として捉える姿勢

Bybitは2200億円もの損失にも関わらず、資金の全額をユーザーに補填する方針を明言。
これは一般企業として見ればリスクが高く、場合によっては倒産すらありえる規模の決断です。

しかしBen氏は、Joe氏との対談の中で「数字は回復できても、ユーザーの信頼は一度失うと取り戻せない」と語りました。

Joe氏はその発言に深く共感し、「これは金融業界の最前線を知る者にとっても、非常に勇気ある判断」と評価しています。
この姿勢が、ただのテクノロジー企業ではない、“新しい金融機関”としての仮想通貨取引所の姿を示していると思いました。

◾️仮想通貨業界における“信頼”の再定義──Joe氏が語る今後の展望

中央集権と分散型のはざまで問われる透明性

仮想通貨業界は「分散化」を掲げながらも、実際には中央集権的な運営が多く、ユーザーとの距離が遠いと感じる場面もあります。
そんな中、Joe氏はBen氏の行動を「業界の信頼再構築の第一歩」と捉えています。

「透明性」と「説明責任」、そして「スピード」。この3つを同時に実現できる取引所はそう多くありません。
特に日本人ユーザーにとって、“安心できる取引所かどうか”は重要な判断基準です。

Joe氏は、Ben氏の今回の対応が「今後のスタンダードになるべき」と語ります。

「このような対応が“当たり前”になる業界になれば、もっと多くの人が仮想通貨を安心して利用できるようになる」

ユーザーが“応援したくなる”プラットフォームとは

仮想通貨取引所は、単なる売買の場ではありません。
Joe氏は、「ユーザーが“共に成長したい”と思えるような、応援したくなる存在になることが今後の鍵」とも話しています。

Ben氏の誠実な対応は、まさにその一歩。
技術やサービスだけでなく、企業の“人格”が問われる時代に突入している今、Bybitの今回の動きはそのモデルケースになるのではないでしょうか。

◾️まとめ

この記事では、BybitのCEO Ben氏と元JPモルガン出身であり、現在は仮想通貨系YouTuberとして活躍するJoe氏とのYoutubeでの対談の内容のポイントについて詳しく解説しました。

ハッキング事件直後は、Bybitを利用し続けても大丈夫だろうかという気持ちになりましたが、前回記事でのヒカル氏や今回の記事で紹介したJoe氏との対談から、BybitのBenCEOの誠実さと覚悟の程がひしひしと伝わってきて、今後も利用して応援したくなりました。

参考になれば嬉しいです。

Bybitの口座開設がまだの方はこちらから開設できます。

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