こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。

Bybitのハッキング事件について、インフルエンサーのヒカル氏との対談に忙しい中CEOのBen氏が応じたらしいけど、その内容について教えて!



そんな疑問にお答えします。この記事ではインフルエンサーヒカル氏とBybitのCEO Ben氏との対談の内容のポイントについて詳しく解説します。
Bybitのハッキング事件についてはこちらの記事でも解説しています。


◾️はじめに:Bybitの2200億円ハッキング事件に衝撃を受けた仮想通貨界
2024年、仮想通貨業界を揺るがす前代未聞の事件が発生しました。大手仮想通貨取引所「Bybit」のCEOであるBen氏が、自身が関わる仮想通貨プロジェクトで2200億円相当のハッキング被害を受けたのです。しかも、犯人は北朝鮮のハッカーグループとされ、その手口も国家レベルの高度なものでした。
この一件により、多くの投資家が不安を抱きました。しかし、その後のBen氏の対応は、多くの人々の信頼をむしろ強める結果となったのです。
今回は、日本の人気インフルエンサー・ヒカル氏が行ったBen氏へのインタビュー動画をもとに、Ben氏の「カスタマーファースト」精神や、危機におけるリーダーシップ、そして未来への展望を、初心者でも理解できるように紐解いていきます。
こちらのYoutube動画の内容をもとにしています。
◾️事件の全貌とBen氏の決断──「全額補償します」の衝撃発言
ヒカル氏との対談でまず語られたのは、事件の詳細とBen氏が下した決断です。
🟢個人資産まで取り崩しての補償
Ben氏は事件発生後、被害者全員に対して「全額補償する」と即座に表明しました。しかもその資金は、会社の運営資金に加え、自身の個人資産まで投入して用意したというのです。
この対応に、ヒカル氏も「え、ヤバすぎるでしょ…」「そこまでやる経営者、見たことない」と驚きを隠せませんでした。
多くの企業がトラブル時に責任を回避しようとする中、Ben氏はスピード感と責任感をもって真っ向から向き合ったのです。
🟢ユーザーの信頼を最優先に
Ben氏は語ります。
「お金を失ったことよりも、ユーザーの信頼を失う方が怖かった」
この言葉に表れているように、彼の判断軸は常に「ユーザー視点」です。会社の損益よりもまずは信頼。まさに「カスタマーファースト」を体現する行動でした。
◾️危機対応のスピードと透明性──Ben氏の強いリーダーシップ
Ben氏の対応には、判断の速さと透明性が際立っていました。
🟢メディア対応をあえて優先しなかった理由
事件後、多くの人がBen氏に「早く説明しろ」「公式発表は?」と詰め寄りました。しかし彼はすぐにメディア対応をせず、裏で被害者対応を優先しました。
「メディアに出ることよりも、まずはお金を取り戻し、被害者を救うことが先」
この姿勢はまさに、**“見せかけの誠意”ではなく、“行動で示す誠意”**を大切にするリーダーの証と言えるでしょう。
🟢説明責任は後からしっかり果たす
もちろん、その後はきちんと自らメディアに登場し、経緯を説明しました。このヒカル氏との対談もその一つです。
Ben氏は「説明の場は逃げない。むしろ、説明できるだけの行動をしてから出る」と述べており、誠実さがにじみ出ています。
◾️ヒカル氏が感じた「人間Ben」の魅力──信頼できる理由とは?
この対談では、ヒカル氏が終始驚き、共感しながらBen氏にリスペクトを送っている姿も印象的でした。
🟢成功者でありながら“驕り”がない
Ben氏は莫大な資産を持つ成功者でありながら、その話し方や態度には一切の傲慢さがありませんでした。ヒカル氏も「ここまでの金持ちでこんな腰低い人、初めて見た」と述べています。
そして「ビジネスの成功者である前に、人間として尊敬できる」と語るその言葉は、多くの視聴者の共感を呼びました。
🟢本物のリーダーは“失敗”にどう向き合うかでわかる
Ben氏の最大の魅力は、危機にどう向き合うかという点にあります。大金を失い、信用も揺らぎかねない状況の中で、「すべてを自分の責任と捉え、逃げなかった」姿勢。
ヒカル氏は「ピンチのときにその人の本質が出る。本物の経営者ってこういう人だな」と語っていました。
◾️まとめ:私たちがBen氏から学べること
この対談から見えてきたのは、Ben氏の本質的な人間力です。
- お金ではなく信頼を最優先する姿勢
- 透明性とスピード感をもった危機対応
- 成功者でありながら謙虚で誠実な人柄
こうした姿勢は、仮想通貨に限らず、私たちが日々の生活や仕事で大切にすべき価値観そのものだと感じました。
もちろん、仮想通貨の世界にはリスクが伴います。しかし、信頼できるリーダーの存在が、私たち投資家の安心感にもつながると思いました。
この対談を聞いて、ハッキング事件後資金を一旦別のところに退避させましたが、また戻してBybitを活用していくことにしました。
とはいえ、現在日本の金融庁からは認められていない取引所であることは事実なので、利用の際は自己責任でお願いします。
ヒカル氏との対談の中でもBen CEOは日本を含めて取引所として認められるように尽力すると語っていたのも印象に残りました。
Bybitの口座開設がまだの方はこちらから開設できます。