こんにちは。Web3に興味があって、AIをもっと使いこなしたい中高年を応援するWeb3とAIマニアじいじのko_sanです。
仮想通貨取引を日本の取引所に口座を開設して始めたけど、2024年の春頃ハッキング事件があって、最近DMMドットコムが廃業したニュースがあったけど、このまま預けていても大丈夫かしら?
そんな疑問にお答えします。短期取引を頻繁に行うことがないのであれば、コールドウォレットを導入してそこに移しておいた方が無難です。
この記事では、仮想通貨投資に不安を感じている方、「自分の資産は自分で守りたい」と考えている方に、Ledger Nano Sを活用した、取引所からコールドウォレットへの安全な送金方法を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
◾️コールドウォレットとは?そのメリットと取引所保管のリスク
1)コールドウォレットの定義と種類
仮想通貨の資産管理において、コールドウォレットは近年最も安全な選択肢として注目を集めています。
コールドウォレットとは、インターネットに接続されていない、オフラインの保管方法を指します。具体的には、Ledger Nano SやTrezorなどのハードウェアウォレット、紙ウォレット、そして完全にオフライン環境で管理される専用デバイスが該当します。
2)コールドウォレットを使用するメリット
コールドウォレットを使用する最大のメリットは、セキュリティの高さです。
インターネットに接続されていないため、オンライン上のハッキングリスクから資産を守ることができます。
特に、Ledger Nano Sのようなハードウェアウォレットは、秘密鍵を安全に保管し、取引の際も物理的な承認が必要となるため、不正アクセスのリスクを大幅に低減できます。
Ledger Nano Sの設定方法についてはこちらの記事を参照ください。
コールドウォレットは自己管理型であり、第三者に依存せずに資産を管理できる点も大きな魅力です。
◾️取引所に仮想通貨を保管するリスク
取引所での仮想通貨保管には、深刻なセキュリティリスクが存在します。過去に日本国内でも複数の取引所がハッキング被害に遭い、多額の仮想通貨が流出した事件が記憶に新しいでしょう。
2018年のコインチェック事件では、約580億円相当のNEMが不正に流出し、多くの投資家が大きな損失を被りました。
最近ではDMMコインがハッキングに遭うという事件がおきました。流出した顧客のビットコインは全額補償されましたが、他の取引所で同様のリスクがないとは言い切れません。
このようなリスクを考えると、仮想通貨を取引所に長期保管することは賢明ではありません。特に退職後の資産運用を始める中高年の投資家の方は、資産の安全性を最優先に考える必要があります。
コールドウォレットへの移行は、これらのリスクから自分の資産を守る最も効果的な方法の一つです。特に、Ledger Nano Sは初心者でも使いやすく、安全性の高いデバイスとして知られています。
そうは言っても、コールドウォレットからは取引はできないので、仮想通貨取引をするには取引所を開設して、そこに必要最小限の資産を入れておく必要はあります。
ではどこの取引所にしたら良いのでしょうか?結論としては、複数の取引所を開設して資産を分散しておくのが良いでしょう。その中でメインに使う取引所を決めておくのがおすすめです。
その決めては、取引や送金にかかる手数料です。取引所によって異なります。おすすめはGMOコインです。次にその理由を説明します。
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◾️GMOコイン、コインチェック、bitbank、bitFlyerの手数料比較
仮想通貨を取引所からLedger Nano Sに送金する際の手数料は、取引所によって異なります。主要な日本の取引所における送金手数料を比較してみましょう。
1)仮想通貨毎の手数料比較
以下が取引所からLedger Nano Sに送金する際の主な仮想通貨BTCとETHを例にとった手数料比較です。
この様に、GMOコインは無料なのでとてもお得です。
2)日本円換算した場合の手数料比較
上記だと、仮想通貨で表記されているので、日本円換算した場合が以下の表です。
参考レート:
- 1 BTC ≈ 14,760,000円
- 1 ETH ≈ 572,000円
こうしてみると、通常の銀行からの振り込み手数料と比較して結構な手数料ですね。これが無料なGMOコインはほんとありがたいです。
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◾️日本の取引所からLedger Nano Sへの仮想通貨送金手順
では次に本の取引所からLedger Nano Sへの仮想通貨送金手順を、ここではGMOコインの取引所を例に具体的に説明します。
1)取引所(GMOコイン)での送金準備
送金先アドレスの取得方法
Ledger Nano Sに仮想通貨を送金するためには、まず正確な受信アドレスを取得する必要があります。Ledger Liveアプリケーションを使用して、以下の手順で送金先アドレスを確認しましょう。
デバイスを接続し、Ledger Liveを起動したら、左側のメニューから「受け取る」をクリックし、送金したい仮想通貨(例:ビットコイン)のアプリを開きます。
「続行」をクリックすると、デバイスを接続してロックを解除するように指示されるので、Ledger Nano SをPCに繋いで、PINナンバーを入力して上の2つのボタンを同時に押してロックを解除後、B(Bitcoin)を選んで、Open app(ビットコインのアプリを開く)ためにまた2つのボタンを同時に押します。
そうすると以下の様に固有の受信アドレスが表示されます。このアドレスは、取引所で送金先として入力する重要な情報となります。右側にあるコピーボタンを押してアドレスをクリップボードにコピーしておき、完了を押します。これでLedger側への送金先アドレスが取得できました。
次にGMOコイン側で、送金するための操作です。
取引所GMOコインからの送金手続き
まずはGMOコインにログインします。左側のメニューから入出金>暗号資産を選び、次の画面でLedgerへ送金するのが初めての場合、「新しい宛先を追加する」ボタンを押します。
初めての宛先を登録する場合はこの画面になるので、GMOコイン以外>Ledgerなので、プライベートウォレット>ご本人さま
を選び、「宛先情報を登録します」ボタンを押します。
本人情報確認画面が出るので、「宛先情報画面へ」を押します。以下の画面が出たら、先程コピーしておいたLedgerのビットコイン受け取りアドレスをペーストした後に次の画面になるので、「登録する」を押すと、メール認証に進みます。送られてきたメールのリンクをクリックすると、下の右のような画面になるので、「認証を完了する」を押して、送り先アドレスの登録が完了です。
結構面倒ですが、1度登録すれば、次からは送り先を選択するだけで送金できるようになります。
2)GMOコインからLedger Nano Sへのビットコイン送金方法
これで送金準備が整ったので、ビットコインを送金する手順を説明します。左側のメニューから入出金>暗号資産を選ぶと、先程登録した「Ledger 自分用」が選択できるようになっているのでこれをクリックすると右下の画面になります。
送金数量のところに、送金したいBTCの数量を入力して、送金目的を選び、SMS認証ボタンを押して、「送金する」をクリックすると送金できます。
2)GMOコインからLedger Nano Sへのビットコイン送金結果の確認
送金手続きが完了したら、あとはちゃんとLedger Nano Sに無事送金されたかを確認しておきましょう。
GMOコイン側で、送金手続きをした直後は以下のように、取引履歴のところを確認すると「審査中」になります。
しばらく待つと、以下の画面になるので、Ledgerの方をLedger Liveで確認して、BTCのところに入金されていれば受信完了となります。
タイムスタンプを見ると、送金されるまで14分ほどかかっていることがわかります。それでも銀行振り込みよりも早い感じですね。
こちらが、Ledger Nano Sの方の画面で、0.02BTCが入金されていることが確認できました。
お疲れ様でした。
◾️まとめ
この記事では、Ledger Nano Sを活用した、取引所からコールドウォレットへの安全な送金方法を、初心者にもわかりやすく解説しました。
仮想通貨投資において、資産の安全管理は何より大切です。Ledger Nano Sを利用したコールドウォレットへの移行は、中高年の方で仮想通貨投資を始めたばかりの方にとって、「自己責任で資産を守る」理想的な方法と言えるでしょう。
取引所での仮想通貨保管には常にリスクが伴います。2018年のコインチェック事件や、2024年のDMMコインの事件で明らかになったように、オンライン上の脆弱性は常に存在しています。
一方、Ledger Nano Sのようなハードウェアウォレットは、物理的かつデジタル的な二重のセキュリティを提供します。
初心者の方が不安に感じる送金プロセスも、一歩ずつ丁寧に進めれば決して難しくありません。GMOコインのような信頼性の高い取引所を選び、それでもハッキングリスクはゼロとは言い切れないので、取引を頻繁に行わない資産は、Ledger Nano Sのようなコールドウォレットに移しておくのが安心です。
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